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発表!2016 K-POP ガールズグループ楽曲大賞 ~ 激動の世代交代の1年を制する者は誰か? 楽曲の出来栄えそのものを基準にランキング

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2016年のガールズK-POPを今年愛された楽曲と共に振り返る


今日は12月25日のクリスマス、今年も残すところあと一週間をきりました!

2016年のK-POPガールズグループシーンは、KARA、2NE1、4Minuteといった、
K-POPブームを牽引したグループたちが一応の幕を引き、
代わってTWICE、GFRIENDといった新たな世代のグループが大ブレイクを果たした、
まさに「世代交代」というほかはない、激動の一年になりました。

特に目立ったのは2014年以降デビューの第4世代*の台頭で、上記の2チームに加え、
MAMAMOO、Red Velvet、LABOUM、Lovelyz、April、SONAMOO、CLC、OH MY GIRL、
DIA、WJSN(宇宙少女)、gugudanといったグループが音楽番組などを賑わしました。
*ここでは、S.E.S&Fin.K.Lを第1世代、少女時代&KARAを第2世代、AOA&Apinkを第3世代とします。

また、「プロデュース101」の大ヒットにより、そこから誕生したグループI.O.Iが、
TWICEやGFRIENDと並ぶ活躍を見せたことも忘れてはなりません。

こうした2016年のガールズK-POPシーンを振り返りながら、
一年間、楽しませてくれたことに敬意を表しつつ、ランキングを発表したいと思います!



10. Lovelyz - Destiny


ユン・サン氏率いるプロデュースチームONEPIECEとの、
4度目のタッグとなったこのタイトル曲は、活動曲としては初めて完全な短調となり、
今までにない新たなLovelyzの魅力を引き出すことに成功しました。

楽曲のムードはズバリ「80年代アイドル歌謡」。
コード進行は日本の中森明菜さんの曲などにも多用されているもので、
古い世代には懐かしく、新しい世代には新鮮に聴こえる曲調になっています。

この曲のカムバック時にユン・サン氏は、
「1位を獲ることよりも、長く人から愛されるグループをめざす」と言いました。
1位を獲れないと携帯を持てないLovelyzからすれば「それはちょっと…」
かもしれませんが、ユン・サン氏のその狙いは外れてはないようです。

というのも、今月17日に行われたLovelyzのクリスマスコンサートイベントには、
かつてないほどの多くのファンが駆けつけ、
Lovelyzの現場では耳にしたことのないような、もはや金切り声や悲鳴としか
言いようのない声援が飛び交っていました。

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最近、視聴率30%超えのドラマで代表曲「Ah-Choo」が毎回のように用いられ、
メンバーがカメオ出演したことも大きいかもしれません。
そして、Keiさんが「ガールスピリット」で発奮したことも忘れてはいけませんね ^^

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以上により、Lovelyzがブレイクする下地はすでに十分に整ったと言えます。
あとは2017年のカムバックに、良い曲が用意されるのを待つのみです。



9. MAMAMOO - You're the Best


デビュー2年でMAMAMOOが完全なブレイクを果たした楽曲です。
音楽番組でも初の1位を獲得。「ガールクラッシュ」の代表グループとして、
押しも押されぬポジションを確立した、記念碑的作品でもあります。

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デビューからしばらくの間、MAMAMOOはジャズやオールドスタンダードを基盤とした、
いわゆる通好みの作風で、一部の熱烈な支持を受けていました。
そして、翌2015年には、よりポピュラリティーのある「Um Oh Ah Yeh」でカムバック。
ここから大衆の目が彼女たちに向き始め、再び原点に還った「You're the Best」を
リリースした頃には、すでにNEXTブレイクの筆頭候補としてファンの注目集めていました。

「You're the Best」はMAMAMOO特有のスタンダード的なムードと、
親しみやすく覚えやすい大衆性が絶妙にマッチした最高の楽曲になりました。



8. I.O.I - Very Very Very


大人気番組「プロデュース101」から人気投票で11人の精鋭が選ばれ、
新グループ「I.O.I」として「Dream Girls」でデビューしたのが今年5月のこと。
その後、7人のユニットでクールな「Whatta Man」をリリースした後、
再び完全体でカムバックしたのが「Very Very Very」です。

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この曲のポイントはやはりJYPプロデュースでしょう。
やや少女時代に似ているきらいがあるものの、起伏の大きいメロディなど、
楽曲の構造自体はオリジナリティに富み、短い時間で聴衆の心をつかむ技は、
「さすがはJYPクオリティ」というほかはないものでした。

一週間後にリリースされ、大ヒットとなったTWICEの「TT」にも劣らぬ瞬発力で、
音源チャートや音楽番組を席巻しました。



7. GFRIEND - Rough


TWICEと並び、今年最もブレイクしたガールズグループがGFRIENDです。
「Rough」と「Navillera」はそれぞれ約1か月間にわたり、音楽番組1位を独占し、
「ヨチン現象」とも呼ばれる一大ムーブメントを巻き起こしました。

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ブレイクのきっかけとなった「Rough」はLovelyzの「Destiny」と同じく、
グループにとって初の短調が全面に出たタイトル曲で、
クラシカルなムードと疾走感が漂う、GFRIEND楽曲のひとつの定型を示しました。

時代はいつの時も、相反するライバル的関係の存在を生むものですが、
その意味でTWICEとGFRIENDは、K-POP界の新たな担い手として、
しばらくの間、シーンを牽引していく存在となりそうです。



6. TWICE - Cheer Up


「114,360,620 回」… 2016年12月25日時点での「Cheer Up」のYouTube視聴回数です。
しかもこの数字が、リリースからわずか8か月ほどで達成されたのが何より驚きです!
こんなことは、かつてK-POPガールズグループではあり得ないことでした。

TWICEは他のグループと比べて特に歌が上手いわけでもない。
ダンススキルが高いというわけでもない。

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でも、「売れる」とはそういう問題ではないことをJYPは知っている。
たとえばDSPの場合、キム・ヒョンジュンさんもイ・ヒョリさんも、
決してパフォーマンス力を評価されたメンバーではなかった。

けれども、他に代え難い「存在」としての魅力がある。
それがタレントであり、カリスマであり、売れるのに最も必要な条件なのです。

その視点で選ばれた9人が「TWICE」というグループです。
老若男女、ファン層を選ばないコンセプトや親しみやすい楽曲も最高!
メンバーそれぞれの個性を尊重し、前面に出しているのも正解。
そして何より、メンバー全員が満遍なくきれいでかわいい ^^

落ち度が一点も見つからない… しばらく天下は続きそうです。



5. Secret - WJSN(宇宙少女)


I.O.Iのヨンジョンさんが加入してWJSNは変わりました。
それまでの二流感が払拭され、新たな魅力を持った別のグループのように輝き始めました。
すると不思議なもので、そういうところにはちゃんと相応しい良い作品が流れてくるのです。

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「Secret」はデビュー曲「MOMOMO」とは打って変わった、シックで大人びた曲調です。
アイドルというより、普通にアーティスト曲として聴けるのがよく、
新たなメインボーカルとなったヨンジョンさんも、いつもの自分のスタイルは抑えて、
曲の世界観を見事に表現しています。

WJSNも次の曲次第で、一気にトップランナーに躍り出る可能性は十分にあると思います。



4. SONAMOO - I Like U Too Much


プロが作った緻密な楽曲を、ダンス&ボーカルスキルが高いグループが歌った、
アイドル楽曲として隙のない完璧な作品です。

ブルージーでキリッとした導入に始まり、何かを予感させるAメロ、ひたすらに美しく
流れるようなBメロに進むと、そのまま切れ目なく盛り上げながらサビ直前でさり気なく転調。
サビでは旋律が絶え間なく上を目指し、スケールの大きな世界観を創出しています。

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圧巻なのがミンジェ&ハイディのアイドル界トップクラスのツインボーカルが、
絡みながら「これでもか」と実力を発揮し歌い上げる大サビ(3:02)以降の展開。
2人を想定した作曲家の高度な要求にも見事に応え、
唯一無二の「SONAMOOワールド」を形にしています。
何度聴いても気持ちが晴々と澄み渡る思いがします ^^

その後のテキパキとしたダンスもいいです。
1月のカムバックに期待せずにはいられません!



3. Brave Girls - High Heels


今年下半期に入った頃まで、年間最優秀曲と考えていた楽曲です。
勇敢な兄弟の2016年の最高曲であり、さすがのインパクトと唸らせられます。

特にサビの「♫ High High High Heels」という部分のメロディはコードの主要3音から外れた
テンションノートで、楽器に向かって捏ね繰りまわしたのでは決して生まれない
強烈なインスピレーションを感じさせます。これが勇敢な兄弟ならではの才気です。

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以前にも書いたように、この曲はAOAのカムバックのために用意した
勇敢な兄弟の自信作だ、という考えは今もぬぐえません。
そしてもし、AOAがこの曲を歌ってカムバックしていたら、昨年と同じように
SISTARなどと激しく1位争いを演じ、また曲ももっと評価されていたと思います。

ただ、高級クラブというより、地方のスナックみたいなBrave Girlsの風情も嫌いではありません。
いつもニコニコの新メンバーユジョンさんには、「ベストスマイル賞」をあげたいぐらいです ^^
若い頃、苦労したという勇敢な兄弟は、きっと大衆のニーズを肌で知っているでしょうし、
だからグループにも楽曲にも、あえてそういう雰囲気を漂わさせているのだと思います。

Brave Girlsには次回のカムバックにも、最高の曲を用意してあげてほしいです!!



2. Red Velvet - Russian Roulette


12月に入った時点では、この曲が年間No.1だと心では決めていました。
少なくとも「Russian Roulette」か「High Heels」がNo.1なのは自分の中では明白だったので、
あとは数ヶ月をかけてどちらが上か、インターバルをあけて冷静になっては、
またそれぞれを聴き返すという作業を繰り返しました。

この曲はサウンドとしてはモダンでいかにも今風なものの、
メロディやコード進行はレトロと言ってもいいほどで、
70's - 80's のビルボードのヒット曲を思わせる雰囲気があります。

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もちろんこれは誉め言葉で、ここで言う「レトロ」とは、
サウンドやアレンジの外形に頼る必要がないほど、
旋律やコードなどの中身がしっかりしているという意味です。

だから、何度聴いても飽きません。
今年のRed Velvet は「7月7日」も雰囲気があってとてもいい曲でした。
TWICEやGFRIENDが華々しく活躍している背後にあって、
着々と自分たちの音楽性を築き固めている印象です。



1. LOOΠΔ/HaSeul - Let Me In (少年、少女)


今年の「K-POPガールズグループ楽曲大賞」もほぼすべての選曲が終わり、
あとはいつ発表するかという段階で、最後にとんでもない楽曲がやって来ました。
現在、ひと月に一人ずつメンバーを公開するというプロモーションを展開中の
ガールズグループLOOΠΔの第3のメンバー、ハスルさんのソロ曲「少年、少女」です。

初めて聴いた夜、あまりの衝撃にそのまま朝まで何度も繰り返し観てしまいました。
何度観ても涙が止まらず、それまで聴いていた音楽は一体何だったのか?
という感覚にまで陥りました。何かが自分の中で一回転してしまった感じです。

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しかし、「これは一時の気持ちの昂ぶりかもしれない」と感じた私は、
少し冷静になるために、それからしばらくはこの曲を聴くのをやめていました。
そして久しぶりに昨日のイブの夜、あらためてじっくりと音楽に耳を傾けてみました。

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すると、二度、三度と聴き返すほどに、再び涙があふれてとまらなくなってしまいました... 。
この涙が何なのか? 自分でもよくわかりません。

ただひとつ言えるのは、通常の「悲しい」とか「うれしい」とかいった種類の涙ではなく、
もっと心の奥深いところから出る、「理由のない涙」とでも言うのでしょうか…
なにかそうした「第3の涙」みたいなものを、抑えることができませんでした。

こういう楽曲は珍しいです。
今年は映画「シン・ゴジラ」の「Who Will Know」という曲もお気に入りでしたが、
ハスルさんの「少年、少女」は、それと並ぶ、自分にとって特別な曲になりました。

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11位以下と各部門賞はこちら!

11. OH MY GIRL - Windy Days
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12. f(x) - All Mine
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13. T-ARA - TIAMO
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14. PRODUCE 101 - At the Same Place
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15. JESSICA - LOVE ME THE SAME
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ベストパフォーマンス
Jellyfish Girls - Something New (Produce 101)
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ベストスペシャルユニット
DIVA Special (人気歌謡)
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ベストスマイル
Brave Girls - ユジョン
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がんばった大賞
Lovelyz - ミジュ
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足を挫きながらもステージを務め上げたミジュ
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翌週、ミュージックバンクが敬意を込めて等身大パネルを設置しました ^^
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Category: K-POP
Published on: Sun,  25 2016 13:59
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K-POP ガールズ グループ 楽曲 大賞 ハスル Red Velvet Let Me